Amazonにて小島秀夫氏の「なりすまし本」が販売される。過去にはマイクロソフトCEOのナデラ氏を騙ったものも

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「メタルギア」シリーズの生みの親であり、現在も新作である「デスストランディング」手がけていることでお馴染みの小島秀夫氏、そんな氏の「なりすまし本」がAmazonに登場し一部界隈で話題となっている。

本の題名は「水口洋介が教える 脳科学で今すぐ絵を上達させる方法」となっているが、表紙には氏の写真が大きく載せられ著者のひとりとして名を連ねており、さらには「小島秀夫が絶賛!」という売り文句も添えられている。

商品ページによれば価格は20,000円(税込)でページ数は4ページ、また両氏共に自身の本が出版される告知を一切していないことから所謂「なりすまし本」であると思われる。

この「水口洋介」とは一体誰なのかと疑問に思った読者も多いだろう。彼はアメコミ作家やイラストレーターを「自称」する人物であり、その行動から「痛い人物」として匿名掲示板5ちゃんねるに専用のスレが立っている人物だ。それ故に彼を嫌悪する人も少なくない。

過去にはマイクロソフトのCEOナデラ氏も

恐らくこの本は水口氏を貶める意図で出品されたものだと思われるが、何故小島氏を巻き込んだのかは不明だ。また過去にも同様の事例として、水口氏と同様の理由で有名な「いらじ」氏のなりすまし本にマイクロソフトの現CEOであるナデラ氏の名前や写真が記載されていたという事例があるが関連性は不明だ。

ナデラ氏の写真と名称が使われている。

何故出版できるのか

何故このような本が出版できるのか?その理由はKindleの仕組みにある。Kindleには簡単な手続きで電子書籍を出版できる「ダイレクトパブリッシング」という仕組みがあるのだが、Amazonによる審査はほぼされておらず、過去にも唐澤貴洋弁護士の「なりすまし本」や漫画の海賊版が出版されるなど「無法地帯」と化しているのが現状だ。(参考)

「エリート技術者」の好待遇の裏で低待遇で使い潰される「一般」従業員たち。グローバル企業の光と闇

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無論労働者の待遇を良くすることは大切だ。しかしながら「エリート技術者」に過剰なまでの待遇を与える企業の裏側では、その辻褄合わせとして多くの「一般」従業員たちにしわ寄せがされているという「影」の側面があることをご存知だろうか。海外では近年これが「さらなる格差の発展に繋がっていると」問題視され始めている。

例えばシリコンバレーの大手IT企業のAppleを見てみよう。本部社屋には4階建てのカフェや広大なフィットネスセンターを備え、社員に手厚い待遇が与えられる一方で、ハマーウッド・アベニューにある契約社員たちが働く社屋は自販機はろくに補充されず、トイレには長蛇の列ができるほど劣悪な環境になっており、社員からは「ブラックサイト」という通称で呼ばれている。(参考記事

従業員は1年から1年3カ月の契約雇用だが、その待遇の悪さに契約終了前に辞める従業員は少なくないという。その上従業員は契約上履歴書にAppleの契約社員として働いていたことも記載できない。

このことを指摘した米メディア、ブルームバーグ(Bloomberg)の問い合わせに対しAppleは「抜き打ち検査を行なったが、他のアップル社屋と整合した職場環境だった」と答えており、問題解決を図るつもりはないようである。

また、原文の英語版では、米国で近年正社員の代わりに短い期間で雇用される契約社員の割合が増えてきていることも問題視している。

食料配給を受けながら働くAmazonの従業員

続いてはインターネット小売最大手のAmazonだ。オフィスで働く正社員が数百万円から一千万円クラスの給与を受け取る中、従業員の大部分を占めるスタッフは低い賃金と待遇で働いている。例えば米アリゾナ州のスタッフの3人に1人は「フードスタンプ」と呼ばれる、米農務省が低所得層に支給しているレジで食料購入する際に使える配給券を受給しているほどだ。(参考記事

さらに従業員には「懲罰ポイント」と呼ばれる独自の懲罰システムが課せられており、病気で休んだり、ピッキングの目標を下まわったり、遅刻したりした従業員に懲罰ポイントが与えられ、これが6ポイントに達すると解雇される。従業員には一応の権利が認められていたが、これすらも無視されるという始末で、(参考記事)さらには辞めた後1年半もの間事実上転職を制限されるという契約も課せられていた。(参考

技術職とライン工で給与に雲泥の差。深センのテック企業

近年めまぐるしい成長を遂げている深センのテック企業でも大きな「格差」が生まれている。例えばHuaweiやZTEなどの大手企業が技術者に4〜5万ドルの月給を与える一方で、その末端の従業員は月800ドル程度で働いている。さらに近年ではそれでも高いという理由で製造拠点を国外に移転させる企業も珍しくないという。(参考記事)

さらにその末端の従業員でさえも年出身の「都市戸籍」と地方出身の「農民戸籍」で給与に大きな差があり、農民戸籍であれば社会保障もない(参考

広がる「格差」

カリフォルニア大学サンタクルーズ校の調査では、1997年以降シリコンバレーの賃金は上位10%の人々を除き減少傾向にある。(参考)一部の人々のみの待遇が優先され、その足元には大勢の屍が転がる世界。果たしてそれは正しい世界と言えるのだろうか。

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Amazonが中国からの事業撤退、シェアはわずか0.7%と振るわず

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本日4月18日、米通販大手のAmazon(アマゾン)は今年の7月18日付で中国国内向けのネット通販事業から撤退することを決定したと共同通信が伝えました。なお電子書籍プラットフォーム「Kindle」のサービスとAWS(アマゾンウェブサービス)は今後も展開するとのこと。(参考

Amazonが同国市場に参入したのは2004年、現地のネット通販企業を買収し参入しましたが、アリババと京東が中国市場の80%以上を抑えており、Amazonのシェアはわずか0.7%ほどでした。

しかしながら一部報道筋ではこれを否定しており、同国の事業部はこれについて知らないような素振りだったともあり、真相は不明です。(参考

共同通信の報道が正しければ、米大手IT企業の中国撤退はGoogleに続いて2社目。中国は国内IT企業が他国よりも大きな影響力を持っているため、このような例は珍しくありません。

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突如kindleにて現れた人気実況者syamu氏の「なりすまし本」、その背景にはAmazonによる審査の杜撰さが

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Syamu氏の「なりすまし」本が登場したのは今年2月18日のこと。突如Amazonの電子書籍販売プラットフォーム「Kindle」にて、「HIKAKINも認めた「大物Youtuber」Syamu_game×「カルチャーブレーン」田中幸男 特別対談」というタイトルの電子書籍が販売されました。(参考

この本を実際に購入したユーザーにより投稿された動画付きのレビューによれば、どのページも「このコンテンツは利用できません」とだけ表示され、中身がダミーであることがわかります。(参考

他にもタイトルが少し違うだけのほぼ同価格の本が二冊出版されていますが、同じく中身が無いことが指摘されています。

なお購入者はAmazonに返金を申し入れ、翌日返金対応となった模様です。購入者による報告もあってか、現在Amazonでは販売が見合わされています。

匿名掲示板住民によるいたずらか

この本が出版される前後に匿名掲示板「5ちゃんねる」上のカルチャーブレーンのスレに「田中氏の本が販売予定だ」との書き込みが画像と共にされていました。画像は高解像度の表紙、そして複数の「なりすまし本」とともに「出版準備中」と書かれた画面のスクリーンショットで、おそらく出版した本人が投稿したものだと思われます。

Kindleでは「セルフパブリッシング」(KDPダイレクト出版とも)と呼ばれる機能があり、個人でも簡単な手続きで電子書籍を出版することができます。(参考) しかしこのセルフパブリッシングには問題があり、ほぼ無審査で書籍を出版できてしまい、過去にもこれを利用したいたずらが行われていました。

特に有名なのはインターネット上でネタにされ続けている弁護士である唐澤貴洋氏の「なりすまし本」でしょう。(関連記事Amazon側も対策するつもりはないのか、今現在でも数多くのいたずら本が出版され続けています。

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